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育休からの復帰が不安……復職前にやっておきたい準備と、後悔しない働き方の選び方

2026/06/28·読了 8分
#育休復帰#復職#ワーママ#働き方#両立
育休からの復帰が不安……復職前にやっておきたい準備と、後悔しない働き方の選び方

「ちゃんと両立できるんだろうか」「ブランクの分、足を引っ張らないかな」。復職の日が近づくほど、頭の中をそんな不安がぐるぐる回っていませんか。育休からの復帰に不安を感じるのは、あなたが仕事も子育ても、どちらも手を抜きたくないと真剣に考えているからこそです。

先に結論からお伝えします。不安の多くは「気持ちの問題」ではなく、復職前の具体的な準備と、自分に合った働き方を選ぶことで、かなりの部分が軽くなります。とくに通勤というハードルをどう扱うかは、両立のしやすさを大きく左右します。

この記事では、よくある不安を一つずつ受け止めながら、復職前にやっておきたい準備と、後悔しない働き方の選び方を整理していきます。

育休復帰の「不安」の正体を分解する

漠然とした不安は、正体がわからないから大きく見えます。まずは何が不安なのかを言葉にしてみましょう。育休明けの働き方を考えるとき、多くの人が抱える不安は次のように分けられます。

  • 両立への不安:仕事と家事・育児を回しきれるのか
  • ブランクへの不安:休んでいる間に、知識やスキルが古くなっていないか
  • 働き方への不安:時短にすべきか、フルタイムで戻るべきか
  • 突発対応への不安:保育園の送迎、急な発熱でのお迎え要請にどう対応するか

ここで大切なのは、これらは「あなたの能力不足」ではなく、環境と段取りで解決できる課題だということ。一つずつ、準備で潰していきましょう。

ブランクは「思っているより取り戻せる」

復職してしばらくは勘が鈍っていると感じるかもしれません。けれど、業務の感覚は手を動かすうちに戻ってくるものです。むしろ育休中に培った「限られた時間で物事を進める力」「優先順位をつける力」は、復職後の強力な武器になります。ブランクをマイナスとだけ捉えないでください。

復職前にやっておきたい5つの準備

不安を行動に変えるために、復職前のいまできる準備を具体的に挙げます。完璧を目指さず、できるものから手をつければ十分です。

1. 1日の生活を時間軸でシミュレーションする

頭の中だけで考えると「なんとなく無理そう」で終わってしまいます。復職後の平日1日を、朝起きてから寝るまで時間軸で書き出してみましょう。

時間帯

やること

ボトルネックになりそうな点

起床・身支度・朝食・登園

子どもの準備が想定より遅れる

日中

勤務・保育園からの連絡対応

急な呼び出しへの対応

夕方

お迎え・夕食・入浴

退勤時間と保育園のお迎え時間

寝かしつけ・家事の残り

自分の休息時間が消える

書き出すと、「どこが一番きついか」が具体的に見えてきます。きついポイントが分かれば、後述する分担や働き方の選択で先回りして手を打てます。

2. 家族との分担を「言語化」して決める

「気づいた方がやる」は、たいてい一方に偏ります。送迎・発熱時のお迎え・夕食・寝かしつけなど、タスクごとに誰が一次担当で、誰がバックアップかを具体的に決めておきましょう。とくに「子どもの発熱で急にお迎えが必要なとき、今日はどちらが動くか」をあらかじめ取り決めておくと、当日の消耗が大きく減ります。

3. 職場と事前に相談しておく

復職前に上司や人事と、勤務時間・在宅勤務の可否・繁忙期の見込みなどを話しておきましょう。「子どもの体調で早退や欠勤が起こりうること」を事前に共有しておくだけで、当日の心理的ハードルが下がります。聞きにくいと感じても、戻ってから慌てるより、先に話しておく方が結果的にお互い楽です。

4. 復職前に「地ならし」をする

いきなり本番に戻るとギャップが大きいもの。可能なら、復職前に保育園の慣らし保育のスケジュールを把握し、生活リズムを少しずつ仕事モードに寄せておきましょう。送迎ルートや所要時間を実際に歩いて確認しておくと、初日の不安が減ります。

5. スキルの棚卸しをする

ブランクへの不安には、「自分が何をできるか」を書き出すのが効きます。これまでの業務で身につけたスキル・経験・実績を箇条書きにしてみてください。意外と多くの引き出しが残っていることに気づくはずです。棚卸しは、復職後の働き方や、もし転職を考える場合の判断材料にもなります。

後悔しない働き方の選び方。選択肢を比較する

復職で最も悩ましいのが「どんな働き方で戻るか」です。時短かフルタイムか、出社かリモートか。それぞれにメリットとトレードオフがあります。自分の不安のうち「何を一番に解消したいか」を軸に選ぶと、後悔しにくくなります。

主な選択肢を、通勤負担・収入・両立しやすさ・キャリアの観点で比較してみましょう。

働き方

通勤負担

収入の目安

両立しやすさ

キャリアへの影響

時短+出社

毎日の通勤が残る

勤務時間に応じて減りやすい

時間は確保しやすいが通勤負担は残る

任される業務が限定される場合がある

フルタイム+出社

毎日の通勤がフルで残る

維持しやすい

通勤+フル勤務で負担は大きい

キャリアは継続しやすい

フルリモート

通勤ゼロ

維持しやすい

通勤時間が浮き、突発対応もしやすい

働き方を変えずキャリアを継続しやすい

表を見比べると、ある事実が浮かびます。両立のしやすさを下げている大きな要因のひとつが「通勤」だということです。時短にすると通勤負担は残ったまま収入が下がりやすく、フルタイム出社は負担が最も大きい。一方、通勤をゼロにできれば、時間の確保と収入維持を両立しやすくなります。

「通勤ゼロ」が不安の多くを同時に解く理由

先ほど分解した不安を、通勤の視点でもう一度見てみてください。

  • 両立への不安 → 往復の通勤時間がそのまま家庭の時間に回せる
  • 突発対応への不安 → 自宅にいれば、急なお迎えや在宅看病に動きやすい
  • 働き方への不安 → 通勤がない分、無理に時短へ落とさずフルタイムを保ちやすい

つまり、フルリモートという選択肢は、働き方を変える「以前」に、両立の前提条件そのものを変える力を持っています。時短にするかフルタイムにするかで悩む前に、「そもそも通勤をなくせないか」を検討する価値は十分にあります。

NoTrainの視点:「リモート可」は原文で確かめる

ここで一つ、現実的な注意点をお伝えします。求人票に「リモート可」と書いてあっても、その実態はさまざまです。「完全在宅」もあれば、「週3日は出社が必要」「リモートは月数回まで」というケースも珍しくありません。通勤負担を本気で減らしたいなら、「リモート可」の言葉を鵜呑みにせず、出社頻度を求人の原文で確認することが欠かせません。

NoTrainでは、求人を「通勤ゼロ」「週1通勤」「週2通勤」といった出社頻度の独自軸で見極めています。とくに復職を控えたあなたにとっては、「リモート可」かどうかより、「週に何日、家を出る必要があるのか」のほうが、生活設計に直結する情報のはずです。

そしてもう一つ。「子育てとの両立=事務や軽作業」と決めつける必要はありません。企画・営業・マーケティング・人事といったビジネス職こそ、成果で評価されやすくリモートと相性が良い領域です。これまで培ったキャリアを諦めず、通勤だけを手放す。そういう選択肢が、いまは確かに存在します。

まとめ:不安は、準備と「選び方」で軽くできる

育休からの復帰が不安なのは、あなたが家庭も仕事も大切にしたいから。その気持ちは、復職前の具体的な準備で着実に行動へ変えられます。

  • 1日の生活を時間軸でシミュレーションし、きついポイントを見える化する
  • 家族との分担と、発熱時の一次担当を言語化して決める
  • 職場と事前に相談し、心理的ハードルを下げる
  • 生活リズムの地ならしと、スキルの棚卸しをしておく
  • 働き方は「通勤をどう扱うか」を軸に、後悔しない選択肢を選ぶ

そして、両立のしやすさを大きく左右するのが「通勤」です。通勤ゼロという選択は、キャリアを諦めずに不安の多くを同時に解いてくれます。

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