自社開発のクリエイティブ制作特化型SaaS「Save Point(セーブポイント)」の、インフラ基盤の運用・改善を中心としたバックエンド開発をお任せします。
現在、当サービスはゲーム業界を中心に導入企業180社、プロジェクト数1600件を超え、クリエイティブ制作の管理ツールとしてトップシェアを誇っています。
アニメ業界やIP業界など隣接する業界にも事業を拡大中です。
Save Pointはイラスト・デザインなどの制作物ファイルを大量に預かるサービスであり、ストレージ設計、コンテナ基盤の安定運用、パフォーマンスとコストの最適化が、そのままプロダクトの競争力に直結します。
アプリケーションコードとインフラの両方に手を入れながら、サービスの信頼性と開発生産性を引き上げていくポジションです。
## Save Pointの課題
長年の運用により機能が豊富になった反面、システムが巨大化し、一部で技術的負債が蓄積しつつあります。
現在、フロントエンドのモダン化(SPA化、Vue3からReactへのフレームワーク移行、新規レイアウトの策定)を全社的な注力テーマとして推進しており、バックエンド側では従来のサーバーサイドレンダリング中心のアーキテクチャから、堅牢で拡張性の高いAPIサーバーとしての役割への移行が急務となっています。
インフラ面ではECS/FargateとCloudFormationを軸に運用しておりますが、プロダクトの規模拡大に伴い、以下のような課題解決を継続的に進めていく必要があります。
- SPA化の進展に合わせた、最適な配信アーキテクチャ(キャッシュ、Nginx、静的リソース)の再構築
- IaC化が未完了な領域の整理と、プロビジョニングおよびデプロイ工程の自動化・効率化
- オブザーバビリティの向上を目的とした監視基盤の拡充と、トラブルシューティングの標準化・脱属人化
- 各種マネージドサービス(Aurora, S3, OpenSearch等)における費用対効果と処理性能の最適化
- Ruby/Railsや周辺ミドルウェアを常に最新の状態に保つための、継続的なアップデート体制の確立
## お任せしたい業務・役割
本ポジションの方には、インフラ/プラットフォーム領域の中核メンバーとして、自律的に以下の実務を推進していただくことを期待しています。
1. コンテナ基盤(ECS / Fargate)の運用・改善 本番・ステージング環境の安定運用、オートスケール設計の見直し、デプロイ方式の改善。
2. IaC(CloudFormation)による構成管理 手動変更に依存している構成のコード化、環境構築の再現性向上、テンプレートの整理・リファクタリング。
3. CI/CDパイプラインの改善 CircleCI / GitHub Actions を用いたテスト実行時間の短縮、デプロイリードタイムの削減、リリース作業の自動化。
4. 監視・オブザーバビリティの強化 DataDog / Sentry を活用したダッシュボードとアラートの設計、障害検知の精度向上、障害対応と振り返りの仕組み化。
5, パフォーマンス・コストの最適化 Aurora MySQLのスロークエリ改善やインデックス設計、Redisによるキャッシュ活用、OpenSearchのチューニング、S3のストレージクラス・ライフサイクル設計を通じたコスト最適化。
6. Railsアプリケーションのバックエンド開発 SPA化に伴うAPIの設計・実装、N+1問題の解消など、アプリケーション側の改善にも実装者として参加していただきます(インフラ専任ではありません)。
7. セキュリティ・可用性の向上 IAMの権限設計、脆弱性対応、バックアップ/リストア手順の整備と検証。
## このポジションの方が入ってくれることで解決できること
### 1.開発基盤の安定化とリードタイムの短縮
デプロイやCI、開発環境の整備を主導していただくことで、アプリケーション開発チームが機能開発とUI/UX改善(React移行や新規レイアウト策定)に集中できる環境が整います。
### 2.運用の属人化の解消と可観測性の向上
監視・アラート・障害対応が仕組みとして整うことで、問題の検知から復旧までが早くなり、サービスの信頼性が継続的に向上します。
### 3.パフォーマンスとコストの継続的な最適化
インフラの構成やクエリ、ストレージに正面から向き合える方が加わることで、ユーザー体験の改善とインフラコストの適正化を同時に進められます。
## 担って欲しい役割
- インフラ設計・運用の主導開発生産性(CI/CD・開発環境)の改善における「実務推進者」
- 障害対応・信頼性向上の中心的な担い手
- アプリケーション開発チームとの連携、インフラ観点でのコードレビューへの貢献