
働き方・キャリア
熱っぽい朝でも、這ってでも会社に向かってしまう。

朝、目が覚めて、なんとなく体が重い。少し熱っぽい気もするし、喉もいがらっぽい。でも、寝込むほどではない。こういう朝、多くの人が同じ判断をします。「これくらいで休むわけにはいかない」。そして、だるい体を引きずって身支度をし、這うように満員電車に乗り込んで、会社へ向かうのです。
このとき私たちは、無意識のうちに「休む」か「無理して出社する」かの、二つに一つを選んでいます。そして、たいていは後者を選ぶ。少しくらいの不調では、休むという選択肢を自分に許せないからです。でも、今日はこの二択そのものを、一度疑ってみたいのです。本当に、その二つしかないのでしょうか。
「休むほどじゃない」の判断を、重くしているもの
少し体調が悪いとき、私たちは「休むかどうか」を考えます。でも、この判断が妙に重くなるのには、理由があります。それは、出社という行為に、通勤という大きなハードルがくっついているからです。
考えてみてください。もし、体調が悪いまま出社するとして、待っているのは満員電車です。人に揉まれ、立ちっぱなしで揺られ、体力を削られながら会社へ向かう。不調な体には、仕事そのものより、そこへたどり着くまでの通勤のほうがこたえることもあります。つまり私たちは「働けるかどうか」だけでなく、「あの通勤に耐えられるかどうか」まで含めて、休むか出社かを判断させられているのです。通勤というハードルがあるせいで、判断は「全部やるか、全部休むか」の極端な二択に振れてしまう。少しだけ働く、という中間が選びにくいのです。
無理な出社は、誰のためにもならない
がんばって出社したとして、その日一日、どれだけの成果が出せるでしょうか。熱っぽい頭では、集中は続きません。判断力も落ちています。それでも席に座っていることを「休まなかった」と自分をなだめる材料にしているだけ、ということもあります。
しかも、体調が悪いまま無理をすれば、回復は遅れます。一日休めば治ったものが、こじらせて何日も引きずることになる。無理な出社は、その日の生産性も、翌日以降の体調も、両方を削ってしまうことがあります。さらに、感染性のものなら、満員電車や職場で人にうつすリスクまで背負うことになります。誰のためにもならない我慢を、「休むほどじゃない」という言葉で正当化してしまう。その背景には、休むこと自体への後ろめたさと、通勤という重いハードルの両方があります。
通勤がなければ、「二択」が「調整」に変わる
ここで、通勤がない働き方を思い浮かべてみてください。もし家で仕事ができるなら、この極端な二択そのものが消えます。
少し体調が悪い朝でも、通勤で体力を削られることはありません。布団から数歩の場所で、無理のない範囲で仕事を始められる。調子が悪ければ、こまめに横になって休みながら進めることもできる。本当にだめなら、そのまま休めばいい。「全部やるか、全部休むか」ではなく、「今日はどれくらいならできるか」という調整ができるようになるのです。通勤という重いハードルがなくなるだけで、体調と仕事の折り合いのつけ方に、ずっと幅が生まれます。もちろん、休むべきときはしっかり休むのが一番です。でも、その判断を「あの満員電車に耐えられるか」で歪められずに、純粋に体調だけで決められるようになる。この違いは、地味なようでいて、とても大きいものです。
我慢を前提にした働き方を、問い直す
熱っぽい朝に這ってでも出社してしまうのは、あなたの責任感が強いからでもあります。それ自体は、悪いことではありません。ただ、その責任感が、通勤という重いハードルと結びついて、体を犠牲にする方向に働いてしまうのは、もったいないことです。
体調に合わせて働き方を調整するために、キャリアや収入を手放す必要はありません。多くのビジネス職で、通勤ゼロや出社を大きく減らして働ける仕事は、実際に見つかります。気をつけたいのは、募集要項の「リモート可」という言葉が、必ずしも通勤のない毎日を意味しないことです。実際は週の大半が出社で、また熱っぽい朝に電車へ向かう生活に戻ってしまうこともあります。本当に無理な出社から解放されるかどうかは、出社頻度の事実で確かめる必要があります。
NoTrainは、掲載する求人が実際にどれくらい出社するのかを、募集要項の原文まで一件ずつ確かめています。体調を押して通勤する我慢から降りたい人が、事実にもとづいて働き方を選べるようにするためです。
まとめ
少し体調が悪い朝、私たちは「休む」か「無理して出社する」かの二択を迫られ、たいてい後者を選んでしまいます。でも、その判断を重くしているのは、出社にくっついた通勤という大きなハードルです。無理な出社は、その日の成果も翌日の体調も削り、誰のためにもなりません。通勤がなければ、この極端な二択は「今日はどれくらいできるか」という調整に変わります。休むべきときは休む。そのうえで、体調と仕事の折り合いを、通勤に歪められずに決められる。我慢を前提にした働き方を、一度問い直してみてください。
体を押しての通勤から降りたい人へ。NoTrainのニュースレターでは、出社頻度を事実まで確かめたビジネス職のリモート求人を、毎週お届けしています。よければ登録してみてください。
あわせて読みたい
この記事に関連する求人
システム開発エンジニア
エンジニア経験者正社員株式会社DRモビリティーズ ・ SaaS・IT
400〜1000万「フルリモート希望のエンジニアには、フルリモートの案件をアサインします」
話を聞きたいだけでもOK!理想のキャリアや働き方についてお話ししましょう!
エンジニア経験者正社員株式会社WorldHacks ・ SaaS・IT
非公開「◯フルリモート勤務」
柔軟な働き方で人生をときめかせるキャリア支援を。キャリアアドバイザー職
コンサルティング経験者正社員株式会社シンシア・ハート ・ HR・人材
非公開「フルリモート(在宅)対応可」
キャリアアドバイザー(場所に縛られない働き方)
コンサルティング経験者正社員株式会社Birth ・ HR・人材
非公開「フルリモートを前提とした勤務(詳細は面談でご確認ください)」

