### 事業概要
Facilo は、不動産仲介の現場で営業担当者と顧客の間にあった「物件提案 × コミュニケーションの分断」をクラウドで解くことから 2021 年にスタートしました。電話・メール・紙資料・各社の物件ポータルがバラバラに使われ、誰がどの物件を見て・どこで止まっているかが見えないという業界の負を、営業と顧客が同じ画面で物件を見比べ、コメントし合えるクラウドで再設計しました。
4 年で、以下まで広がりました:
- 全国2,300店舗以上 / 大手仲介会社を含む600社以上
- 利用営業 13,000名以上
- エンドユーザー 約160万人
- 累計提案物件数1,700万件突破
- 年間継続率99%超
- シリーズB 総額64億円(2026年9月)、Forbes Japan 次世代スタートアップ 100 選出
物件購入クラウドを起点に、売却・賃貸・事業用不動産までプロダクト群を拡張中。Vision「住みかえを軽やかに、人生を鮮やかに。」のもと、テクノロジーと人の温かな価値を両輪に、住みかえに関わるすべての人の体験を進化させていきます。
公式リンク:
- 公式: https://corp.facilo.jp/
- Facilo Note: https://note.com/facilo
- Facilo ラジオ: https://open.spotify.com/show/1Cr09JKgF4996yyoEsQwLX
- 営業 × CS 対談: https://note.com/facilo/n/n894fd5ce28d4
Facilo は、不動産仲介の「営業担当者」と「エンドユーザー(顧客)」を一つのクラウドで結ぶ双方向プラットフォームを起点に、用途別の複数プロダクトとして展開しています。
Facilo の二面性:
- 不動産仲介の営業担当者向け: 物件提案管理 / 商談履歴 / KPI ダッシュボード / 顧客マネジメント
- エンドユーザー(顧客)向け: 営業から提案された物件の一覧 / 双方向コメント / お気に入り管理 / 住み替え検討の進捗可視化
プロダクト群(用途別):
- 購入クラウド: 物件提案・購入支援(中核プロダクト)
- 売却クラウド: 査定〜媒介契約の売り仲介業務を支援
- 事業用クラウド: BtoB不動産取引の物件・顧客・案件を一元管理(法人・ソリューション営業向け)
- 賃貸クラウド: 賃貸仲介の物件提案を効率化
AI駆動の新規プロダクト(2026年10月リリース、開発段階からAIをビルトイン):
- AI駆動CRM: 不動産仲介業務に特化した次世代型CRM(マルチチャネル統合・AI要約・AI自動追客)
- AI駆動コンバーター: 物件情報を複数の不動産ポータルサイトへ一括入稿(AIによる入力・画像加工・内容チェック)
- 簡易調査AIエージェント: 売却査定後の登記情報・公図・測量図等の取得業務を自動化
「買う」を中心に、売る・借りる・活用する領域までプロダクトを拡張中。マルチプロダクト × マイクロサービス化が加速する局面にあります。
### ポジション概要
116 万人規模のエンドユーザーが利用する不動産仲介クラウドのバックエンドを、設計〜運用に加え、組織全体の技術リードまで担う中核技術ポジションです。1 ヶ月以上の大規模プロジェクトのプランニング・推進、複数プロダクト横断でのアーキテクチャ設計、プロダクトロードマップへの技術的貢献、開発組織全体の効率化を、自律的かつオーナーシップを持って進めていただきます。
プロダクトの境界を越えたマルチプロダクト × マイクロサービス × AI 統合の戦略的判断を担う、テックリード相当のポジションです。
### 募集背景
購入クラウドと売却クラウドを中心としたプロダクト群は、ユーザー増加に伴い機能要求と非機能要求の両面で開発リソースが逼迫しています。新メンバーに加わっていただくことで、機能開発と並行して以下を進めていける体制を作りたいと考えています:
- 緊急ではないが重要な活動 — 技術的負債の継続返済、将来の変更に耐えうるアーキテクチャ模索、横断的なリファクタリング
- マルチプロダクト化・マイクロサービス化の本格推進
- AI 統合の深化
規模を拡大してもスピードと品質を失わない構造を一緒に築いていただける方をお迎えしたいです。
### 主な仕事内容
主な業務内容:
- 1 ヶ月以上の大規模プロジェクトのプランニング・推進
- エンジニア・ビジネスサイド横断のプロジェクト調整・意思決定
- プロダクトロードマップへの技術的貢献(技術選定 / 優先度判断)
- 新技術調査・導入・アーキテクチャ設計
- 組織全体の開発効率化・仕組みづくり(CI / CD・開発標準・運用基盤)
- ジュニア〜シニアエンジニアへの技術的影響力発揮
入社後 3〜6 ヶ月で期待していること:
- 入社 1 ヶ月: 開発フロー・既存アーキテクチャを把握し、現場感覚を持つ
- 入社 3 ヶ月: 1 ヶ月規模のプロジェクトを 1 つ完遂し、組織横断の技術的論点をリードできる
- 入社 6 ヶ月: 大規模プロジェクトのプランニングから推進までを主体的にリードし、開発組織全体の効率化・標準化に貢献できる
【業務内容の変更範囲】(雇入れ直後)求人票記載の業務(変更の範囲)会社の定める業務
### チーム構成
エンジニアチーム30名体制(Frontend: 12名 / Backend: 16名 / ML: 2名)。元メガベンチャー出身多数。
### 使用技術・システム規模
- 言語: Ruby / Node.js / JavaScript / TypeScript / Python
- フレームワーク: Ruby on Rails / React
- インフラ: AWS(ECS Fargate / Lambda / Aurora MySQL / OpenSearch / DynamoDB / S3 / SQS / SNS / SES 等)、Terraform
- DWH / データ基盤: Snowflake / S3 / Glue / Apache Airflow
- AI / LLM: OpenAI API、Google Gemini API、Anthropic API、AWS Bedrock、LlamaIndex 等
- 監視 / 開発: CloudWatch / Datadog APM / Sentry / CircleCI / GitHub / Slack / Figma
利用ユーザー 約160万人規模のプロダクトを少人数で運用しており、本物の大規模 Rails アプリケーションとして以下のスケールに対応しています:
- 主要データ規模: 数千万件レコード規模の DB を複数プロダクトで運用
- トラフィック: 月数億行規模のログ生成、ALB + ECS Auto Scaling で対応
- メール送信: 月 100 万通超のトランザクショナルメール配信
「100 万人規模のユーザー × 月数千万件のトランザクション」を Rails + AWS で運用する経験を、不動産という参入障壁の高いドメインで積める環境です。
直近 3 ヶ月でマージされた PR から、エンジニアが取り組んでいる技術課題の幅を抜粋します:
- テスト・品質: システムテスト基盤整備、各種パーサテスト
- データベース・基盤統合: 横断アカウント基盤統合、DWH 移行、AI 統合
- パフォーマンス: モダンビルド移行、検索高速化
- リファクタリング: フロントエンドルーター移行、hooks 分解
- セキュリティ: 認証強化、ログ整備
- マイグレーション: ドメインモデル整理
- CI / CD: staging 高速デプロイ
- アーキテクチャ: ルーティング刷新、新画面設計
- インフラ: DWH / 検索基盤の刷新
その他、AI / 機械学習関連、外部 API 連携(不動産業界システム)、マルチテナント設計のテーマで継続的に課題を解いています。
### ポジションの魅力
- 最新 AI ツールを会社負担で活用: ChatGPT for Business・Claude Code・Devin・Cursor・Codex をはじめとする最新の AI 開発ツールをエンジニア全員に会社負担でライセンス付与。今後も積極的に最新の AI ツールへ投資します。
- 自律的でスピーディな開発スタイル: スクラムやスプリントに縛られず、PdM が設定した優先度をもとにエンジニア自身がチケットを選び主体的に開発を進めます。現状、週5〜15件の新規機能をリリースできています。
- 顧客の声が開発に直接届く環境: CS・セールスチームが顧客の声を丁寧に拾い上げ、お客様の声を全社員にリアルタイム共有しています。ユーザーの課題を起点にした開発ができます。
- 成長する事業への貢献実感: 年間継続率 99% 以上を維持するプロダクトで、自分のエンジニアリングが事業成長に直結していると実感できます。
- 部署を超えたオープンなカルチャー: エンジニア・CS・セールスの垣根が低く、全員がプロダクト思考で動いている。優秀なメンバーが揃った、コミュニケーションが取りやすい環境です。
- 組織横断の技術影響力: 単一プロダクトに閉じず、複数プロダクトを横断する技術リードとして、全体のアーキテクチャに影響力を発揮できます。
- アーキテクチャから組織設計まで: 戦略立案、技術選定、開発プロセスの標準化等、「何を作るか」だけでなく「どう作る組織にするか」まで関わるポジションです。
- 経営層との近さ: 経営トップ・執行役員にエンジニア出身者が複数おり、技術的判断が経営レイヤーで尊重される環境。プロダクトロードマップへの技術的貢献が直接的に反映されます。
- AI ネイティブな技術リード: Devin / Claude Code / Cursor 等を組織標準で活用する文化を、技術リードとしてさらに深化させる立場。AI 時代の開発組織を設計する経験を積めます。
- マイクロサービス化の本格推進(複数プロダクトから安全にデータ基盤を利用できる構造へ)
- AI エージェント基盤の拡張(各ドメインに特化したエージェント群への展開)
- 検索・データ基盤の進化
- マルチテナント設計の深化(大規模店舗 × 多数の仲介会社の運用に耐える権限・データ分離)
- 業界連携 API の標準化
### 開発文化・AI 活用
新規機能リリース頻度: 週5〜15件
アジャイル実践状況:
- 週次のプロダクト定例で優先度や状況を共有しつつ、固定長イテレーションではなくセルフサインナップをベースに開発を進めている
- 各メンバーが自律的に課題を引き取り、完了後は定例を待たずに次のチケットへ移行
- 振り返りは四半期ごとに実施
コード品質向上のための取り組み:
- 本番にデプロイされるコードには、全てコードレビューまたはペアプログラミングを実施
- 「リファクタリングは随時行われるべき」という価値観をメンバー全員が共有しており、日常的に実施
ワークフロー整備:
- 全てのコードをバージョン管理ツールで管理
- マージは Pull Request ベース
- 自動ビルド・自動デプロイ環境が整備(1 コマンドで実行可能)
- コードによるインフラ構成管理(IaC)環境が整備
オープンな情報共有:
- 開発に必要な全ての資料・データ(個人情報を除く)は、実装を担当するメンバーなら誰でも上長等の許可なく自由に閲覧可能
- KPI 等チームの目標・実績値はメンバーの誰もがいつでも閲覧可能
- 専用の情報共有ツールでノウハウ・議事録・日報を共有
- 特定の人だけしかできない業務が存在しない(属人性をなくす取り組み)
開発メンバーの裁量:
- OS やエディタ、IDE といった個人の環境は、各自の責任で好きなものを使用可
- 企画決定の場に、実装を担当する開発メンバーが参加
- タスクの見積もりは実装担当メンバーが中心となって実施
- 全体スケジュール管理は、途中成果を随時確認しながら納期または機能を柔軟に調整
- 主要構成技術は最新版より 1 年以上ビハインドしない
技術カルチャー:
- CTO またはそれに準じる技術 / ワークフロー標準化の役割が存在
- 執行役員としてエンジニアリング部門の人間が経営に参加
- 経営トップがエンジニア出身、または現役のエンジニア
- エンジニアの人事評価にエンジニアが関わる
開発支援 AI とプロダクト統合 AI の両軸で本番運用しています。
開発支援 AI(全エンジニアが利用):
- ChatGPT for Business / Claude Code / Devin / Cursor / Codex 等の最新 AI 開発ツールを全員配布
- AI コードレビューツールを各リポジトリで活用
プロダクト組み込み AI:
- OpenAI・Google Gemini(Vertex AI)・Anthropic API・AWS Bedrock を本番運用
- 提案メール生成、画像情報抽出、文書解析、AI エージェント等の用途で複数プロダクトに組み込み
- 今後も AI 統合は継続的に深化していく方針
## キャリアパス・成長支援
キャリアパス:
- プリンシパルエンジニア / アーキテクト: 全社の技術判断を担う最上位 IC ロール
- 新規プロダクトの技術リード: 賃貸・事業用不動産等の新規ドメインの立ち上げ
- 専門性深耕: AI / ML / インフラ / セキュリティ等の特定領域への専門特化
- マネジメント転向: EM への転向
評価・昇格は全社共通のグレード定義(Gradeごとの期待役割と、卒業方式の昇格)に基づきます。スタッフレベルでは組織への影響度・技術的判断の妥当性が中心の期待役割となります。
やりがいの源泉:
- 技術判断が組織と事業に直接効く(自分の意思決定がプロダクト全体・組織全体に波及する手触り)
- CXO レイヤーとの議論(経営層と技術視点で対等に議論できる環境)
- 不動産 × AI × 大規模システム(国内でも稀少な掛け算の最前線で技術リードを担える)
会社負担で利用可能な AI ツール(エンジニア全員にライセンス付与):
- ChatGPT for Business / Claude Code / Devin / Cursor / Codex 等の開発用 AI ソリューション
- Notion AI / 内製の AI Bot(ChatGPT)/ Gemini for Google Workspace 等の全社向け生成 AI ソリューション
情報セキュリティリスクや著作権侵害リスクに対応した上で、エンジニアが効果的に最新技術を扱える環境を整備しています。
学習・コミュニティ:
- 業務関連書籍は会社負担
- 社内勉強会 Lunch and Learn: 様々な業界・職種のプロが揃う Facilo ならではの勉強会
- All Hands: 週 1 回、他のチームの状況や取締役会での議論を全員にシェア
- After5 Passport: 全国 1,000 箇所以上のコワーキング利用支援、社員交流支援
**評価・グレード制度**
2026年9月に等級・評価・報酬の制度をアップデートし、10月から新しい制度で運用しています。全職種共通の考え方は次のとおりです。
- **7段階のGrade**:Gradeごとに「期待役割」を定義しています。上位のGradeほど、求める事業インパクトの大きさと影響範囲が広がります。一定のGrade以上では、組織を率いるManagementトラックと、専門性で価値を生むProfessionalトラックに分かれます(役割の違いで、上下関係ではありません)
- **AI活用を期待役割に組み込み**:すべてのGradeで、AIを含む最適な手段を使って価値を生み出すことを期待役割に含めています
- **半期ごとの個人評価**:年2回、今のGradeの期待役割をどう発揮したか(成果評価)と、「誠実に向き合う」「プロとしてやり抜く」「最速・最短でいく」「挑戦を楽しむ」の4つのValueに沿った行動(Value評価)の両面で評価します。絶対評価で、強制分布は行いません
- **報酬はGradeと連動**:各Gradeを3段階のSubgradeに分け、Subgradeごとに定めた報酬テーブルで報酬が決まります。期待を上回る発揮が認められるとSubgradeが上がり、報酬に反映されます
- **昇格**:今のGradeの期待役割を、担当や体制が変わっても同じ水準で発揮できるようになった段階で、次のGradeへの昇格を半期ごとに検討します。在籍年数では判断しません
## 参考情報
Faciloのメンバー・カルチャー・プロダクトを紹介する公開コンテンツです。応募をご検討いただく際の参考にご覧ください。
- フレームワークはRails、インフラはAWS ECS、チケットには納期を定めず、コミュニケーションは非同期。不動産SaaSのマルチプロダクト展開のため全てに筋を通すスタートアップ「Facilo」の流儀(はてなニュース): https://hatenanews.com/articles/2025/03/17/103000
- 合格率20%以下を突破! 国家資格「宅建」を取得したエンジニアの半年間: https://note.com/facilo/n/n6290d8672e48
- 創業CTOならではの信頼と中長期視点。エンジニアの稼働率を最大にする組織と仕組み(Note): https://note.com/facilo/n/nce70cade8a4d
- #27| AI導入で見えてきた、ファシロの”あたらしいエンジニア像”: https://podcasters.spotify.com/pod/show/facilo/episodes/27-AI-e3mm3an
- フルリモ・フルフレは甘くない Facilo社員が語る「仕事も人生も妥協しない」働き方: https://note.com/facilo/n/n33c696847e7c