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調査・データ

【独自調査】NoTrainが検証したフルリモート求人76件の実態──職種・雇用形態・経験の全データ

2026/06/19·読了 6分
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【独自調査】NoTrainが検証したフルリモート求人76件の実態──職種・雇用形態・経験の全データ

「リモート可」「フルリモート歓迎」——求人サイトにあふれるこの言葉を、どこまで信じていいのか。実際にフルリモートで働けるのはどんな職種で、雇用形態は正社員なのか、未経験でも入れるのか。気になっても、まとまったデータはなかなか見つかりません。

そこでNoTrainは、自分たちが掲載している求人を全件集計しました。私たちは求人を載せる前に、出社頻度を求人原文で1件ずつ確認しています。その検証済みの求人76件(2026年6月時点)の中身を、包み隠さず公開します。

先に結論をお伝えします。NoTrainが検証・掲載しているフルリモート求人は、89.5%が通勤ゼロ(完全在宅)、88%が正社員、32%が未経験可。そして職種の大半は、エンジニアではなく営業・カスタマーサポート・マーケティングといったビジネス職でした。

この調査の方法(前提を正直に)

数字を読む前に、前提を明確にしておきます。

  • 対象は、NoTrainが掲載している求人76件(2026年6月時点)。
  • 掲載前に、各求人の出社頻度を募集ページの原文で確認し、「通勤ゼロ/週1通勤/週2通勤」の独自軸で分類しています。
  • NoTrainは出社週2日以下を掲載基準にしているため、これは「世の中の求人全体」の調査ではなく、“出社頻度を検証してふるいにかけた後”の求人の内訳です。

つまりこの数字は、「リモート可とうたう求人の母集団」ではなく、「本当に出社が少ないと確認できた求人だけを集めると、どんな構成になるか」を示すものです。その前提でお読みください。

結果1:出社頻度──89.5%が「通勤ゼロ」

まず最も重要な出社頻度から。

  • 通勤ゼロ(完全在宅):68件(89.5%)
  • 週1通勤:7件(9.2%)
  • 週2通勤:1件(1.3%)

検証をくぐり抜けた求人の約9割が、出社の必要がない完全在宅でした。残りも週1〜2の出社にとどまります。

裏を返せば、「リモート可」と書かれた求人の中には、検証すると週3以上の出社が前提だったり、実態が曖昧だったりするものが一定数あり、それらは私たちの基準では掲載していません。“本物”だけを残すと、ここまで通勤ゼロに偏るということです。

結果2:職種──主役は「ビジネス職」

「フルリモートはエンジニアやデザイナーの特権」というイメージは根強くあります。しかし実態は違いました。職種タグ別の件数(1件が複数職種にまたがる場合あり)は次の通りです。

  • カスタマーサポート/サクセス:19件
  • セールス(営業):17件
  • マーケティング:13件
  • コーポレート(人事・経理・総務など):12件
  • オペレーション:9件
  • プロダクト:6件

上位を占めるのは、カスタマーサポート・営業・マーケティング・コーポレートといったビジネス職です。オンライン商談、クラウドツール、チャットでの連携が当たり前になった今、これらの職種こそフルリモートと相性が良い。データはそれをはっきり示しています。

「自分はエンジニアじゃないからリモートは無理」という思い込みは、もう手放していい時代です。

結果3:雇用形態──88%が「正社員」

「フルリモートの仕事って、結局は業務委託やフリーランスでしょう?」という声もよく聞きます。これも実態とは異なります。

  • 正社員:67件(88.2%)
  • 契約社員:5件(6.6%)
  • 業務委託:2件(2.6%)
  • 副業・兼業:2件(2.6%)

検証済み求人の約9割が正社員でした。安定した雇用と社会保険を保ちながら、通勤ゼロで働く——それは特殊な働き方ではなく、現実的な選択肢になっています。

結果4:経験レベル──未経験可も約3割

「経験者しか取らないのでは」という不安についても見てみましょう。

  • 未経験可:24件(31.6%)
  • 経験者向け:45件(59.2%)
  • プロ(高い専門性):7件(9.2%)

中心は経験者向けですが、約3割は未経験可でした。フルリモートの入口は、経験者だけに閉ざされているわけではありません。一方で、未経験から完全在宅の正社員を狙う場合は競争率が高くなりやすいため、職種選びや実績づくりの工夫は必要になります(このあたりは職種別の記事でも詳しく触れています)。

NoTrainの視点:なぜ、ここまで検証するのか

このデータの価値は、数字そのものよりも「どうやって集めたか」にあります。

世の中の多くの求人メディアは、企業が入力した「リモート可」のタグをそのまま表示します。その結果、本当に完全在宅の求人も、実は週3出社の求人も、同じ「リモート可」の棚に並んでしまう。求職者は、その中から地雷を自分で踏み分けるしかありません。

NoTrainは、掲載するすべての求人について出社頻度の記述を原文で確認し、基準を満たさないものは載せません。だからこそ、「検証後の集合は89.5%が通勤ゼロ」という数字が成立します。これは私たちが手間をかけて“ふるい”をかけている証拠でもあります。

そしてもう一つ。今回の調査が示すのは、通勤のない働き方は、もはや一部の職種・一部の雇用形態だけのものではないということです。ビジネス職でも、正社員でも、未経験からでも、通勤ゼロのキャリアは現実に存在します。

まとめ

NoTrainが出社頻度を検証して掲載するフルリモート求人76件を集計した結果は、次の通りでした。

  • 出社頻度:89.5%が通勤ゼロ、残りも週1〜2出社
  • 職種:ビジネス職(CS・営業・マーケ・コーポレート)が大半
  • 雇用形態:88%が正社員
  • 経験:約3割が未経験可、中心は経験者向け

「リモート可」の言葉ではなく、検証された事実で選ぶ。それが、満員電車のないキャリアへの最短ルートです。

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