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職種別の探し方

フルリモート営業は「きつい」?できる人・向く商材と、後悔しない選び方

2026/06/18·読了 8分
#フルリモート#営業#インサイドセールス#転職#リモートワーク
フルリモート営業は「きつい」?できる人・向く商材と、後悔しない選び方

「フルリモート 営業」と検索したあなたは、たぶん二つの気持ちの間で揺れています。満員電車も毎日の出社も、もう限界。でも──「営業でフルリモートなんて、本当にできるの?」「やってみたけど、きついって聞くし」。

結論から言います。フルリモート営業は、確かに実在します。インサイドセールスやSaaS、オンライン完結型のサービスを中心に、出社ゼロで成果を出している営業パーソンは今や珍しくありません。一方で、「きつい」という声があるのも事実です。ただしそのきつさは、リモートそのものが原因ではなく、商材・評価制度・自己管理という三つの条件のズレから生まれます。

この記事では、フルリモート営業の実態を率直に整理し、向いている人・向く商材、そして「やってみて後悔しない会社選び」までを具体的に解説します。通勤に消耗する毎日を終わらせる判断材料にしてください。

フルリモート営業は「できる」──まず前提を正す

「営業=足で稼ぐ」という時代のイメージが、いまだに多くの人を縛っています。けれど、商談のかたちはこの数年で大きく変わりました。

オンライン商談ツールが当たり前になり、初回接触から契約クロージングまでをすべて画面越しに完結させる営業スタイルが定着しています。特に次のような領域では、フルリモート営業が現実的な選択肢として確立しています。

  • インサイドセールス:電話・メール・オンライン商談で見込み客を育て、商談化・受注までを担う。そもそも訪問を前提としない職種設計のため、フルリモートとの相性が高い。
  • SaaS・IT商材の営業:プロダクトのデモを画面共有で見せられるため、対面である必然性が低い。
  • 無形商材・オンライン完結型サービス:物理的な納品物がなく、提案も契約もデジタルで進む。

つまり「フルリモート 営業 できる」のかという問いに対しては、職種と商材を選べば十分に可能、というのが正確な答えです。問題は「どの営業でもできる」わけではない、という点。ここを取り違えると、後述する「きつさ」に直撃します。

それでも「きつい」と言われる、3つの理由

フルリモート営業を経験した人が「きつい」と感じるとき、その正体はだいたい次の三つに集約されます。リモートだから悪いのではなく、条件が合っていないとこの三つが牙をむく、と理解してください。

1. 成果が「見える化」され、評価がシビアになりやすい

オフィスにいれば、遅くまで残っている姿勢や、上司への細やかな報告が評価につながる場面もありました。フルリモートではそれが通用しにくくなります。

評価の軸が、商談数・受注額・パイプライン進捗といった数字そのものに寄りやすい。プロセスより結果で見られる環境を「ごまかしが効かなくて怖い」と感じる人にとっては、確かにきつい。逆に、成果で正当に評価されたい人にはむしろ追い風です。

2. 孤独になりやすく、相談のハードルが上がる

営業は本来、雑談やOJTのなかで「売れる感覚」を盗んで伸びる職種でもあります。フルリモートだと、隣の先輩の電話を聞いて学ぶ、商談帰りに上司に相談する、といった偶発的な学びの機会が減ります。

特に営業経験が浅い時期は、この孤独感がパフォーマンスに直結しがちです。チャットやオンラインで意識的に相談する習慣がないと、抱え込んで失速する。これがきつさの大きな要因です。

3. 自己管理を、誰も代わりにやってくれない

家から一歩も出ない働き方は、自由であると同時に、ペースメーカーがいない働き方でもあります。

  • 商談と商談の間にだらけてしまう
  • オンとオフの切り替えがつかず、かえって長時間働いてしまう
  • 生活リズムが崩れる

通勤という「強制的な区切り」がなくなったことで、自分で律する力が問われます。ここがゆるい人ほど、フルリモートを「きつい」と感じやすい構造です。

「向いてない」人と、「向いてる」人の境目

「フルリモート 営業 向いてない」と検索する人が多いのは、不安の裏返しでしょう。ここは率直に整理します。

向いてない傾向がある人:

  • 対面の熱量や場の空気で押し込むのが得意なタイプ
  • 周囲の目がないとサボってしまう自覚がある人
  • 困ったときに自分から相談を切り出すのが苦手な人
  • 物理的な訪問・納品が前提の商材を扱っている人

向いてる傾向がある人:

  • 文章やオンラインでのコミュニケーションが苦にならない人
  • 数字で評価されることをむしろ歓迎できる人
  • 自分でタスクと時間を組み立てられる人
  • 学んだことを自分から取りに行ける人

ここで大事なのは、「向いてない」は固定された才能の話ではない、ということ。相談する習慣をつくる、生活に区切りを設計する──いくつかの工夫で乗り越えられる部分も大きい。最初から白旗を上げる必要はありません。

向く商材を選べば、難易度は大きく変わる

実は、フルリモート営業がうまくいくかどうかは、本人の適性以上に「何を売るか」で決まる側面があります。

相性が良いのは、おおむね次のような商材です。

  1. 無形商材:コンサルティング、人材サービス、広告など。現物を見せる必要がなく、提案はすべて言葉と資料で完結する。
  2. IT・SaaSプロダクト:画面共有でデモが成立し、導入後もオンラインで支援できる。
  3. オンラインで意思決定が完結するサービス:顧客側もリモート前提で動いているため、対面を求められにくい。

逆に、高額な設備や、現物を見て触って確かめたい商材、地域に根ざした対面信頼が重視される商材は、フルリモートと相性が悪くなりがちです。「きつい」を避けたいなら、自分の頑張りより先に、戦う土俵を選ぶ。これが現実的な戦略です。

NoTrain独自視点:「リモート可」の落とし穴を見抜く

ここからが、通勤に疲れたあなたに一番伝えたいことです。

求人票の「リモート可」「リモートワーク導入」という言葉を、そのまま信じてはいけません。NoTrainがビジネス職の求人を一件ずつ検証してきて痛感しているのは、同じ「リモート可」でも実態がまったく違うという事実です。

  • 「リモート可」と書いてあっても、実際は週2〜3日は出社必須
  • 「フルリモート」とあっても、入社後しばらくは出社研修
  • 営業職だけは「顧客都合で出社が読めない」という運用

つまり、言葉ではなく出社頻度の実態で求人を見るべきなのです。NoTrainは求人を「通勤ゼロ/週1通勤/週2通勤」という独自の軸で仕分けし、求人原文に書かれた出社頻度を確認したうえで掲載しています。「リモート可」の三文字に踊らされて、入社後に「話が違う」と後悔する──それを防ぐための見方です。

後悔しない会社選びのために、応募前に最低限ここを確認してください。

  • 出社頻度は「月◯回」「週◯日」と数字で明記されているか(曖昧な表現は要注意)
  • 営業職に個別の出社ルールが設けられていないか
  • 試用期間中・研修期間中だけ出社が増える運用ではないか
  • 商談スタイルはオンライン中心か、訪問前提か

まとめ:きつさの正体を知れば、選び方が変わる

フルリモート営業は「できる」。けれど、誰でも・何を売っても快適、というわけではありません。きつさの正体は、リモートそのものではなく、商材・評価・自己管理の条件のズレにあります。

裏を返せば、向く商材を選び、出社頻度の実態を見極めて会社を選べば、通勤に消耗しない営業キャリアは十分に手に入ります。満員電車に時間と気力を奪われ続ける必要は、もうありません。

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